削蹄塾 わたりがらす ジャパン・メソッド-新しい削蹄法を目指して-
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ジャパンメソッド

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・ジャパンメソッド vs ダッチメソッド

 

ジャパン・メソッド VS ダッチ・メソッド

 ヒールレスは蹄尖の三角だけを残し、段差をはっきりとつけ後ろ3分の2をできるだけ薄く削る。一方ダッチ・メソッドは患部をすり鉢状にえぐり、なおかつ後方に行くにしたがって低くなるように削る。写真は同じ牛の左肢と右肢。この結果は2週間後。

  上段は後方から左右の蹄を撮影したもので、下段はその2週間後。この結果を見てもわかるようにヒールレスで削った外蹄は蹄尖の三角で立っているので患部はきれいに治癒している。その反対にダッチ・メソッドで削った方は低くした後半で負重したため肉芽が突出してしまっている。今度は、この蹄をヒールレスで削った。

  3日後に観察すると肉芽が縮小し、上皮化も始まっていた。蹄球の腫れも引いて蹄全体がきれいになった。

 
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