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対称削蹄法の具体的な方法 (2) 蹄冠から7.5cmのところで内外蹄の蹄尖部を切り取る。この7.5cmの長さを測るために、趾間に指4本を入れてはかれるようになると仕事がスムーズにできる。この長さに達していない蹄はそのままにする。 (3) 内蹄に負面を作るには外蹄をどこまで削らなければならないか考をえて、趾軸に垂直な面をまず高い方の外蹄に削りだす。内蹄の負面は蹄踵部まである必要はなく、蹄の3分の1あれば十分である。 (4) どこまで削るかというのは牛のいる環境によって違う。運動に出ていない舎飼いの牛ならば、ブリットルホーン(白い粉状の角質。枯角を示している)が消えて生角の現れるまで削っても問題ない。運動に出ている舎飼いの牛ならばブリットルホーンが消えかかったらやめる。フリーストールの牛ならば形を作ることを優先し、多少ブリットルホーンが残っていてもやめる。 (5) 内外蹄に趾軸に垂直な同一平面ができたら、軸側壁・土抜き・土踏まずを削る。蹄壁・蹄球底も形に近づけるように削る。土踏まずのとり方・蹄壁・蹄球底の削り方で内外蹄の負面面積の差を少なくできれば、内蹄に十分な負面が取れなくても内外蹄で均等に負重した結果、内蹄踵が発達し負面が広がることが期待できる。
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